株式投資の勝てる売買時間とは

目次

株の売買はいつやるの?

株の売買時間で勝敗が決まる

株の取引時間は、9時(午前の取引開始時刻で前場の寄り付き)、11時30分(前場の終了時刻で前引け)、12時30分(午後の取引開始時刻で後場の寄り付き)、15時(午後の取引終了時刻で大引け)という様に、前場、後場のザラ場という時間帯の中で、取引時間が区切られています。

あなたも含め、株を始めたばかりの人というのは、とにかく株の値動きが気になって仕方ない事でしょう。

当然私もそうでしたので、気持ちは本当に分かります。

「今の所少しずつ上昇している事が確認できても、しばらくすると下がり出すかもしれない。」

「だったら、このまま見ていて、一番高い所で売ってやろうか。」

「あれ?おかしいぞ。なんか今下がり出してないか?いや待てよ、ついさっきあそこまで上がったから待ってみよう。」

「ヤバイ、やっぱり下がってるぞ。早く売らないと損してしまう。でも、ここで売れば上がった時に悔しいし、どうしよう。即決出来ない。」

「えい、もう売ろう。」

と、思い切ってかなり下がった所で売ってしまった。

ところが、その日の終値は、大きく下落してから大きく上昇に転じており、下ヒゲ大陽線となっていた。

なんて不運な出来事は当たり前にあります。

では、一体どうすれば良いのでしょうか?

株価の値動きに惑わされる事なく、安定した精神状態で株の売買ができたら最高ですよね。

その方法とは、ズバリ「ザラ場を見ない」という事です。

「いやいや、そんな事を言われても気になるし」

という声が返ってきそうですが、株式投資で勝つ為の第一歩こそ、この「ザラ場を見ない」そして「ザラバで取引しない」という事なのです。

前述した様に、ザラ場では株価が上げ下げしていますので、買うタイミングや売るタイミングを掴む事が困難です。

実際、ザラ場で取引しているのはプロ集団、或いは分単位の値幅を狙うデイトレーダーがほとんどだと思います。そんな戦場の中で、日足や週足ベースで利益を狙う我々トレーダーが戦うというのは、不利でしかありません。

ですから、そうした荒波が起きる株価の時間帯は避け、敵が去ってから攻撃を仕掛けるというのが、勝ち続けていく為の戦い方になるのです。

そこで、私が実践している相場式投資法で推奨している、売買の時間帯をご紹介します。

その時間帯というのが、この2パターン。

大引け前の14時半から15時の間、又は取引が終了し、次の日の寄り付きまでの間です。

大引け前には、ローソク足の形が完成しつつあり、今の株価から大きく動く事はありません。でずから、明日の値動きを予測した上で、売買の判断をする事が可能です。

一方、明日の寄り付きまでの間であれば、ローソク足が完成された状態で、チャートを見ながらゆっくりと売買の判断を行う事が出来ます。

これであれば、本業のある方でも問題無しですね。

値動きと同様に、人の心も動くのは同じです。値動きが激しければ人の心理も激しく動きます。

より落ち着いた状態で相場に臨む。

それが出来ないと勝てない。

慌てず、慎重という姿勢が本当に大切だと思います。

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