INPEX(国際石油開発帝石)【2021年11月19日】

現在監視中の銘柄「INPEX」について考察していきます。

証券コード:1605
主市場:東証1部
時価総額(百万円):1,419,917百万円
東証33業種:鉱業

【現在までの値動き】

・2021年11月12日時点で、1,000円の節目に再びトライする可能性を示唆していたが、予測通り翌日は陰線コマで5日線の上に乗り、その後2日間の陽線で1,000円の節目を踏む形となった。

・11月17日に終値1,004円まで上昇し陽線となったものの、長めの上ヒゲが生じ、やや上値が重たい感じとなった。

・翌日11月18日に窓開けで大陰線となり、大きく下落した。終値933円。

・11月18日の大陰線で、このまま下落する可能性が高まったが、翌日11月19日に950円の節目を踏んで長めの陽線で反発した。

【株価動向考察】

月足チャート

・2021年8月を起点として上昇4ヶ月目になっているが、当月のローソク足は陽線コマで上ヒゲが1,000円の節目を跨いでいる状態である為、そこまで強い雰囲気ではない。従って、現時点ではこのまま上昇が続くとは判断し難い。

・1,000円の節目と同時に、60ヶ月線にも上ヒゲが当たっている為、1,000円付近で揉み合い、一度下落する可能性もある。

週足チャート

・8月27日の週を起点として上昇8週間目で一旦上昇が止まり、その後3週間連続で陰線横這いとなった。翌週陽線が出たものの、次週は再び陰線となり、950円の節目付近で横這が続いている状態となっている。

・また、7週間連続で300週線にローソク足の実体と上ヒゲが当たり、頭を押さえられた値動きとなっている。しかし、移動平均線の並びを見ると、もうすぐ60週線が100週線を追い越しそうな予感もあり、後にPPPとなる可能性も考えられる。

日足チャート

・11月18日の大陰線の翌日に反発した事で、下落せずに再びボックスを形成しそうな状態となった。このまま下値が950円近辺で留まれば、再び上昇に向かうと思われるが、5日線の動きに着目すると、僅かにWトップとなっており、上昇できずに下落する可能性も見えてきた。

・このまま下落に向かう事を想定した場合、下の60日線と900円の節目近辺が、一旦の底と考える。

・移動平均線の並びは現状PPPであり、まだ強いと判断できる。

【今後の値動き】

・次に陽線で再び5日線の上にローソク足が出てくれば、上昇の勢いあり。しかし、横並びや陰線で下がる様な値動きとなれば、下落に向かうと予測。従って、現時点では見送りとする。

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