INPEX(国際石油開発帝石)【2022年1月21日】

現在監視中の銘柄「INPEX」について考察していきます。

証券コード:1605
主市場:東証1部
時価総額(百万円):1,419,917百万円
東証33業種:鉱業

【現在までの値動き】

1/14

・上昇局面で、もみ合いが生じながらも上昇の勢いが強い状況であった。

・日足、週足においては上昇傾向を強く感じる一方で、月足からの見方としては、そろそろ高値圏との警戒を示していた。

1/17

・陰線で上昇する形となった。

・陰線という事もあり、雰囲気的にはあまり上昇の勢いは感じられなかった。

1/18

・再び上昇したが陰線であり、1,150円の節目で止まる形となった。

・先週の下落から3日間連続で陰線が続いており、どうも上昇の動きが冴えない感じであった。

1/19

・1,150円の節目から寄り付き、陰線横並びで下落する動きとなった。

・直近の値動きを一つの塊で捉えると、上昇の勢いに衰えを感じる事ができた。

1/20

・陽線下ヒゲで下落し、5日線の下にローソク足が入る結果となった。

・現時点では翌日の反発上昇への可能性もあったが、高値圏という警戒と、直近の陰線傾向で下落との見方も十分あった。

1/21

・窓開けで暴落し、20日線並びに1,050円の節目で陽線コマとなった。

【株価動向考察】

月足チャート

・ローソク足は終値1,050円の陽線で、長い上ヒゲが高値1,150円を付けている。

・ローソク足の形状からはまだ上昇の勢いが感じられるが、長い上ヒゲと、ちょうど100ヶ月線の下で止まっている事から、頭を押さえられている感覚はある。

週足チャート

・300週線以外の移動平均線は「PPP」であり上昇局面であるが、長い大陰線が生じた事で翌週からの動きに変化が生じる可能性が高い。

日足チャート

・ローソク足が20日線且つ1,050円の節目にあり、一度下げ止まるかもしれないが、株式市場全体が下落している事もあり、再び下げる事も想定しておく必要がある。

・下げた場合、次の節目は恐らく1,000円付近であり、現時点ではボックスを形成しながら下落に向かう様な方向感がある。

【今後の値動き】

・日足ベースでは下落している最中なので、どこで下げ止まるかを見ながら、もみ合い後の動きに注目すべきである。

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