INPEX(国際石油開発帝石)【2021年12月30日】

現在監視中の銘柄「INPEX」について考察していきます。

証券コード:1605
主市場:東証1部
時価総額(百万円):1,419,917百万円
東証33業種:鉱業

【現在までの値動き】

12/24

・前の高値を越えずに陰線で下落した事から、上昇局面の中のボックス圏の様に感じていた。

・市場の動きに勢いがあれば上昇し、無ければ下落するだろうと予測していた。

12/27

・陰線で下落し、5日線の上で止まる形となった。

・下落したが5日線は上を向き、1,000円の節目を割っていないので、まだ上昇への期待感がある雰囲気を残していた。

12/28

・陽線で反発し、横這いの状態となった。

・翌日更に陽線となり、前の高値を越えてくれば上昇に向かうと予測できる形となった。

12/29

・陰線で下落し、ローソク足が5日線の下に入る状態となった。

・下落したが下値が1,000円を割っていないので、ボックスと見なす事もできる状態である。

12/30

・大納会は陽線で下落する形となった。

・下落した事により5日線が下を向く状態となったが、下値が1,000円で止まり、上を向いた20日線の上で陽線である事から、大発会での反発に期待が持てる状態である。

・しかし、1,000円の節目付近で約3ヶ月間上げ下げを繰り返し、下落しているので、一度大きく下げる可能性もある。

【株価動向考察】

月足チャート

・5ヶ月線、10ヶ月線、20ヶ月線共に上を向き、上昇5ヶ月目である事から、後1ヶ月間は上昇への期待が持てる雰囲気ではある。

・しかし、やはり1,000円の節目が上昇と下落の境界線という感覚が大きい。

週足チャート

・移動平均線の並びは「PPP」で上昇局面である事は間違い無い。

・5週線は300週線を越え、上昇と下落にある境界線の上に出たという状態になった。

・しかし、1,000円の節目で3週間連続で横這いとなり、最終週が陰線である事から、強い状態とは言えない。

日足チャート

・移動平均線の並びは「PPP」であり、上昇局面である。

・しかし、1,000円の節目を境に横這いが約3ヶ月間続き、強い状態とは言い難い。

・1,000円を越えたと思えば下がり、再び反発する様な状態である事から、上昇への期待と共に下落を想定したヘッジも考えておく必要がある。

【今後の値動き】

・大納会は陽線且つ節目で終値を付けた事から、大発会での反発に期待はできる。

・しかし、ボックス圏での下落途中であるので、再び下落する可能性もある。

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